FEATURE 声楽レッスンの特徴
ベルカント(Bel canto)とは、一体なんでしょうか。
日本では、「ベルカントで歌う」といったように、ある種の発声方法として捉えている方が多いように思われます。しかし、Bel cantoを直訳すると「美しい歌」となります。つまり、一つの発声方法を示したものではなく、発音の美しさや明瞭さ、高音や低音の心地いい響きなど、正確にコントロールされた美しい歌のことを示す、様式のようなものなのです。
日本語とイタリア語(ヨーロッパ言語)には発声のシステムに大きな違いがあります。
簡単に言うと、日本語は胸式呼吸で発声し、イタリア語は腹式呼吸で発声しています。
電車の中で外国人がしゃべると遠くまで聞こえてくるのはその違いです。
では腹式呼吸を具体的に説明できるでしょうか?恐らく漠然と“おなかを膨らます、凹ます”と認識しているのではないでしょうか。
実は、発声法は姿勢をよくしようが、さまざまなトレーニングをしようが、日本語ベースで考えている限り何も変わらないのです!
声力に関するスキルアップと美しい声を得るために、我々の論理的なアプローチによってベルカント唱法、声のコントロールを身につけましょう。
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ベルカント唱法を
論理的な指導で身につける - ベルカント唱法を身につける上で重要な発声スキル。巷でよく言われる“息を使って歌う”の本当の意味とは?“自然な声”とは?“喉を開ける”とは一体どういうことなのか?など、発声テクニックで曖昧に表現されがちなことを論理的に説明し、実践します。
大きな声や通る声、高音へのアプローチとして腹式呼吸に伴う内転筋やインナーマッスルはスポーツ選手と同じように持久的、尚且つ瞬発的な「しなやかな筋肉」が必要不可欠です。 -
現役オペラ歌手が直接指導
毎回のレッスンが充実 - レッスンの指導にあたるのは、イタリアで6年間修行を重ね、ベルカント唱法を習得した現役テノール歌手の安藤講師と、イタリアの舞台でスタンディングオベーションを浴びた現役ソプラノ歌手の山畑講師です。
声楽講師としての指導スキルだけでなく、現役オペラ歌手としても幅広く活躍してきた実力派。生徒さん自身に一回一回のレッスンで成長を実感していただけるよう、やさしく親身に指導いたします。 -
個人レッスンで
目的に合わせた指導が可能 - レッスン形式は、完全マンツーマンです。趣味として声楽、オペラを学びたい方はもちろん、声を魅力的にしたい方、ミュージカルやカンツォーネ・シャンソン、歌謡曲(カラオケ)に関心がある方、合唱をやっていて発声に悩みがある方や高い声を伸ばしたい方、また体力づくりとして歌唱力を身につけたい方、宝塚受験・音大受験を控えている方など、一人ひとりのさまざまな声に関する目的や目標に合わせた指導をいたします。